豊田彫刻工房は、埼玉県大里郡寄居町にて、社寺仏閣彫刻を行っています。

昭和34年の日光東照宮・昭和の大修理を皮切りに香川県から上京した初代が会社を興しました。

防火地域といった法規制や技術の進歩などの時代の変遷に伴い、社寺の世界でもコンクリート建築が増えてきました。弊社も様々な改革が求められ、コンクリートやFRPでの彫刻製品の需要も増えてきていますが、伝統建築の趣を変えることなく文化を踏襲しながら、施主の求める製品をいかに制作していくか努力しています。

神社やお寺を訪れると、どの方も手を合わせると思います。その際、心は開かれ素直な気持ちになります。開き直るとは、心を開き気持ちを正す事。「オレの何が悪いんだ」という居直る事とは違うのです。ひとつひとつの案件に愛を込めて行動し、まさしく「開き直る」空間や時間を提供する一助となる事が私たちの使命だと考えています。